ちょうど今日、教官の先生と卒研の話をしたので、たまには生物学の話でもひとつどうでしょうか。
現在私のいる(予定の)研究室は、ショウジョウバエを使ってに種分化(ざっくばらんに言えば各集団内の別々の進化による生殖隔離)の研究をしています。
ショウジョウバエの中のいくつかの種は飼育がしやすい、一世代の時間が短い、多くの子を残す、といった利点から動物学の分野のモデル生物として扱われています。マウスのように実験材料として使われているということです。
ショウジョウバエ節足動物門、六脚綱(昆虫綱)、双翅目、ショウジョウバエ科に属する分類群で世界に3000種(古い資料では2000以上)以上存在し、未だに新種が見つかっています。和名の命名は故松村松年氏が1906年によってされました。ショウジョウとは酒を飲み、目を赤くして舞う「猩猩」という架空の動物と言う意味らしいです。私は「もののけ姫」くらいでしか聞いたことがありませんが…。英語ではfluit flyやvinegar flyと言う名前が付けられていて、果実や酢に集まる生態が想像しやすいですよね。
私自身もこれから扱うこれらのハエの知識はほとんどないのでこれから勉強していくつもりです。主に自分へのメモとしてブログに載せて行く予定ですが。
とりあえず、各部位の形態名を覚えることから始めますかね。

※もし記述等に誤りがありましたらご指摘してくださるとありがたいです。